友達は様々なコミュニティごとにグループ分けされています。
- 小学校の友達
- 大学の友達
- 会社の友達
- 趣味の友達
- 飲み友達
- 異性と遊ぶ時の友達 などなど。
さて、夫がどのようにして浮気相手と出会っていたかというと、主に、合コン、食事会、ホームパーティ、異業種交流会です。
そして、その出会いの場に行くのは決まっていつも同じメンバーでした。
友達の分類でいう、『異性と遊ぶ時の友達』です。
特別仲が良いわけでもなく、個人的に2人で遊んだりはしないのに、なぜか合コンがあると呼ばれる飲み会仕様の友人。
あなたは夫の友人を許せますか?
夫の友達は『共犯者』
夫に浮気をそそのかす友達
夫の『異性と遊ぶ時の友達』は、大手人材会社に勤めるA氏、弁護士のB氏、経営者のS氏、そのほか数名。
ちなみにA氏は私も何度か遊んだこともある、いわゆる「共通の知人」でした。
浮気発覚から3年経ったある秋、夫が大声を出して驚きました。
夫「えっ?!」
私「なに?どうしたの?」
夫「Aちゃん、結婚するんだって」
私「・・・ふ~ん。」
私の・・・の間は、素直には喜べない、そんな気持ちの表れでした。
フラッシュバック
A氏の話を聞いて、当時のことが思い出されました。
そう、『フラッシュバック』というやつです。
「今日持ち帰りました~、○○さんはあの子どうしたんですか?」
「車で色々しちゃいましたよ」
「あのブス、勘違い」
そんなゲスいLINEのやり取りをいつもしていたメンバーの一人。
フラッシュバックが起こると黒い渦のようなものが体中に巻き付いてきます。
そして私の頭から足先までよどんだ空気が取り巻き、急に体内への酸素が不足して喉が詰まって呼吸が荒くなる。
その異常に対して必死に冷静を装うとして、その後の会話はいつも怒っているようになってしまうのです。
本当は思い出される記憶に、心が再び傷ついて、辛くて辛くて辛くて悲しいだけなのに。
「思い出しちゃった、辛いよ~!」って言えたら楽なのかもしれません。
しかし、傷ついた心に防衛本能が働いて、今の私はそんな風に言えないのです。
まだまだわたくし修行の身です!
友達は悪者じゃない
夫の友人A氏は確かにゲスい。
でも、A氏自身は何一つとして悪いことはしていません。
- A氏は既婚者じゃない。
→合コンしようがお持ち帰りしようが問題はなし。
- 夫を合コンに誘った。
→夫が断ればいい。
- 私と夫の共通の知人だった。
→関係なし!
やっぱり彼は悪いことは何一つしていません。
しかし妻にとっては、夫の浮気に加担した友達は『共犯者』なのです。
サレ妻が夫の友達に思うこと
サレ妻は夫の友人を許す?許さない?
私は夫の友人を絶対に許さない!
A氏は悪くない。私に許してもらう義理などない。
はい、わかっています。
でも『許せない』んです。
A氏から結婚の連絡がきて、本来であればとても喜ばしく幸せな知らせなはずですが、私に彼を祝福する気持ちなどこれっぽっちもありません。
むしろ、A氏に幸せになってもらいたくない。
私が夫の不倫で深く傷つき涙した以上に、「A氏の結婚が辛く不幸なものになれば良い」、そう願っているのです。
顔もみたくない!声も聞きたくない!
二度と私にも夫にも家族にも関わるな!!!
夫の浮気の代償
私は夫に言いました。
「例え結婚式があったとしても行かないでね。」
「わが家にも絶対呼ばないからね。」と。
私の問いかけに、夫は何も答えはしませんでした。
そんなこと言う私をひどい妻だと思っているかもしれません。
しかし、どうしても結婚式に行きたいのならば『離婚』してから行けば良いのです。
この報いは、そそのかしたA氏のせいでも、会わせない妻のせいでもなく、不倫相手のせいでもなく、
嘘をつき、人を騙し、自分の欲望だけで家族を崩壊させた、夫自身が招いたことです。
夫よ、これはすべてあなたの『浮気の代償』なのです!