前回よりだいぶ間があいてしまい失礼いたしました。
なぜ間があいてしまったかというと・・・?
はい、それはセックスレス問題でもめていたからです。
私も夫もレス問題を何とか解決させたいと思っていました。でもどうしても前に進めませんでした。
その行く先を邪魔していたものは、私の恐怖心。
4年もの間夫から拒絶されてきた私は、傷つくことを極端に恐れていました。
私「私には期待しないで。これまで幾度となく断られてきたことがトラウマになってて、もう私から誘うことはないから。あなたが本当に解決したいのなら、あなたの方から自主的に動いてください。」
すると夫はこう啖呵を切ったのです。
夫「4月中にこの問題を絶対何とかする!君が納得する答えを出すから!」
とは言ったものの、「4年間のセックスレス」「夫の浮気・不倫」は、とても根が深い・・・
なかなか解決への糸口が見つかりませんでした。
そこで私たちは、カウンセリングを頼ることにしたのです。
自分ではどうしようもない時、カウンセリングを使うというのもとても有効な手の一つなのだと感じました。
実際、私たちは今回のカウンセリングを経て、「一つのある結論」を導き出すことなるのですから・・・。
セックスレスカウンセリング体験談
私たちは今回の騒動で計4回のカウンセリングを受けました。
それは夫婦で受けたもの、1人で受けたものそれぞれありますが、簡単にその内容をご説明していきます。
【2019年4月21日】1度目のカウンセリング
50代くらいの女性カウンセラーによるもので、今回は夫一人で行きました。
実は私一人では、これまでも何度かカウンセリング、セミナーを利用したことがあります。
一概には言えませんが、女性カウンセラーは男性の肩を持ちがちです。
「彼も悪いが、一方が100%悪いということはあり得えません」喧嘩両成敗です!ってな感じで。
「彼も彼なりに頑張っていることを理解しましょう」このように言われます。
今回のカウンセリングはまさにその典型でした。
私はこういわれるのが大嫌い!
だって、、、そんなことわかってるから。
「2人の問題である以上、一方が100%悪いということはあり得ない」
それがたとえ正しすぎる答え(正論)だとしても、当事者の私が、「(浮気されたあげく)あたなにも非があった」ということをどうしても受け入れることができないです!
その時点で、もしこのカウンセラーにその後何度話をしたところで私の気持ちにはきっと寄り添ってはくれないだろう、そう感じさせました。
もっといえば、悪い悪くないなどの話ではないのです。
解決に向けての「何か」が欲しいのです。
「結果」に導いてほしい。
残念ですが、別のカウンセラーを探すことにしました。
あたなたももしカウンセリングをやろうと思った際は、あなたの直観を信じて決めて良いと思います。
【2019年4月23日】2度目のカウンセリング
今回は男性カウンセラーKさんによるもので、最初の初めの30分は私一人で、残り1時間は夫婦一緒に受けました。
この方は、主に夫婦カウンセリングを行っており、その中でもセックスレスを得意としていました。
このカウンセラーとの決め事はただ1つ。
『誰かが話している最中は異論があっても決して口を挟まないこと』
K「普通だったら即離婚ですよね、これだけしたら。それでも離婚せずにまだ一緒にいてくれることにまず感謝してください。」
他の人が話しているときは話してはならないルールですので、心の中で頷きます。
私「(そうそう!)」
そしてあっという間に1時間半。
(ちなみに料金は9千円。※カウンセリングの中では良心的です)
この日のカウンセリングの収穫はこうでした。
K「二人とも解決を望んでいる。しかし、お二人の立場は同等ではないのです。」
私「(んん?)」
K「ご主人はレスし不倫したことで、絶対的に立場が弱い。今はすべてにおいて、奥様にお伺いと立てる状態となっています。(妻の目を気にしている状態)」
K「しかし、奥さまは逆にご主人の積極性を求めている。ここに二人の相違があるのです。」
私「(なるほど~!)」
夫の立場が弱い??自分ではきっと気づけない発見でした。
K「では、どうしたら良いのか…。それはご主人、あなたが奥様に合わせるしかありません!」
K「ご主人あなたはこれまでたくさんの悪さをしてきましたね。それは離婚されていてもおかしくないことです。でも奥様は離婚せずにセックスレスの解決を望んでいる。次はあなたの番です。これまでのことを詫びるつもりで、奥さまが望んでいることをやっていくしかないのです。」
というとうところで、タイムリミット!
実際受けてみて感じたのは、このカウンセラーはどちらかというと、レスされている方に寄り添って進めてくれる人です。
女性は『共感』によって心が満たされる生き物。
だからでしょうか…カウンセリング後私の心はすっきりとしていました。
【2019年4月26日】3度目のカウンセリング
女性カウンセラーHさんの電話によるカウンセリング。(1度目のカウンセラーとは別の方です)
今回のカウンセリングは私1人で受けました。
それは、自分で自分の気持ちをもっと管理できないか、と考えたから。
夫婦間のもめごとがあると、私はいつも夫にぶちまけてしまします。
そんな私を夫は受けとめてくれる人ではありますが、私はそんな自分が嫌いでした。
そこで、自分で自分を癒す、許す、認める(=相手に求めない)ためのカウンセリングを受けることにしたのです。
ちなみに相手に依存しがちな人は、幼少期の親との関係性が影響していると考えられるそう。
お願いをしたカウンセラーさんはセックスレスのブログを書いていて、最近カウンセラーデビューした方で今は無料で受けてくれます。
彼女を選んだ理由は、無料だったこと、それとなんとなく私に性格が似てるかも?と思ったからです。
彼女のカウンセリングは自分の中の潜在意識に注目して、真の気持ちにフォーカスを当て、その気持ちに寄り添い、声をかけてあげるというカウンセリング。
具体的には、、、
カウンセリングをしていく中で、グッと感情が沸き上がる、言葉に詰まるような感覚を起こります。
その瞬間、体の一部に詰まったような、または痛みだったりが伴います。
その湧きあがった思いをあえて言葉で言わせ、痛む箇所に手を当て、心を向け、さらに声をかけてあげます。
(心理カウンセラーの心屋仁之助さんのやり方に似ていると思います。)
ちなみに私が違和感を感じた体の箇所は、喉でした。
そして詰まった言葉は、
「もう傷つきたくない」。
その自分にかけた言葉は、
「大丈夫、大丈夫だよ」です。
このように自分が自分を慰める、許す、認めるという作業を繰り返していきます。
いまいちピンとこないと思いますが、自分が2人いると仮定した方がとらえやすいかもしれません。
誰かに認めてもらわずとも、自分が自分を認めてあげる=自分を愛してあげる、ということ。
自分を愛するって、簡単そうで実はできていない人が多いんです。
誰かに依存せず、自分で自分を認めることができたら、もう最強ですね!
【2019年5月6日】4度目(最後)のカウンセリング
前回3度のカウンセリングを終え、それでも解決にいたらない私たちは、最後となる4度目のカウンセリングを受けることになるのでした。
今年のゴールデンウィーク10連休も残りわずかとなった5月4日、私たち夫婦は朝から大げんかを繰り広げていました。
4月中にセックスレス問題を何とかすると言ったにも関わらず、のんびりと見える夫に対して私はその苛立ちを爆発させていました。
そんな中、途中席を外した夫は部屋に戻るなりこう言い残し、家を出ていきました。
夫「こないだ行ったカウンセリングに今から行ってくる!」
どうやら席を外した際に、先日の2度目に行った男性カウンセラーに電話し、急遽今からカウンセリングしてくれないかと頼んだようなのです。
そうして家を飛び出した夫が戻ったのはもう22時過ぎ。
そして、戻るなり夫は私の前に土下座したのでした。
カウンセリング内容はこうでした。
今の現状を一通り説明した夫に、カウンセラーKはあきれた様子でこう言い放ちました。
K「一体なにをやっているんですか?!奥様にあなたの真剣さが伝わらないのもわかります。」
そして、現状を理解したKはこう続けました。
K「4月中に何とかするという約束を守れなかったこと、まずは誠心誠意謝罪してください!そして、もう一度チャンスをください、そう頭を下げてください。今できることはもうそれしかありません。」
K「まずここをクリアしない限りは、きっと何をしても無駄です。そしてもしその謝罪が奥さまの心に届いたならば、他のことにかまけていてはいけませんよ。今はセックスレスだけに集中してください!」
これがK氏から言われた打開策でした。
カウンセリングをやってみて私たち夫婦が出した結論
家に帰るなり土下座した夫は、カウンセラーに言われた通りにこう言いました。
夫「4月中に解決させるという約束、撤回させてください!今まで本当にすみませんでした!もう一度だけチャンスをください!」
夫「君が納得できるまでは俺会社休むつもりだから。」
きっと実際にそんなことができるわけではないでしょう。
でも、それぐらいの気持ちだということは伝わりました。
何だかわからないけれど、今までの彼とは何か違う気がしました。
いや、私自身がもう一度やり直すチャンスを願っていたのかもしれません。
私「・・・わかりました!」
私はもう一度だけ、レス改善に向けて前を向くことを決意しました。
そして、夫はこう続けたのです。
夫「結婚しよう!」
私「・・・(えっ???)」
To be continued・・・
次回、この結婚の謎を明らかにします。お楽しみに^^v